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歯医者で予防措置 [お勉強]

ここ数年、半年に1度ほど、歯のクリーニングをお願いしている。
保険外なのだが、これで少し安心。
何度通っても、歯医者は得意になれない。
歯医者に行くと、虫歯や歯周病が原因の脳疾患や心疾患が
ある事がわかって勉強になる。

今回目にした記事は、虫歯菌が脳出血のリスクを高めると
いうもの。虫歯が原因で脳梗塞のリスクが高まるとは普通
あまり思わないものだ。
体のバランスは全身に影響があるんだということを
改めて認識させられる。

脳疾患は体に麻痺が残ったり、障害が残りやすいので
出来たら、少しでも発症のリスクは下げたいところだ。


虫歯菌が、脳出血のリスクを約4倍高める

http://iryou.chunichi.co.jp/article/detail/20110930130749212

引用
成人の7%ほどが保菌者とみられる特定の虫歯菌が、脳出血のリスクを約4倍高めることを浜松医科大の梅村和夫教授、外村(ほかむら)和也特任助教、聖隷浜松病院の田中篤太郎脳神経外科部長らのグループが突き止めた。27日付の英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズ電子版に発表した。菌表面に特殊なタンパクがあり、これを標的にした予防薬開発につながる可能性がある。

http://www.47news.jp/CN/201109/CN2011092701000818.html


脳出血起こす虫歯菌…高血圧・喫煙は特に危険

引用
脳出血を引き起こす危険性が高い特殊な虫歯菌を、大阪大の和田孝一郎准教授らが見つけた。この菌に感染した人が高血圧になったり喫煙したりすると、発症率が高まるという。

 28日の英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズ電子版で発表した。

 この虫歯菌は、皮膚や骨などになるコラーゲンと結合するたんぱく質を作る特殊な種類。脳出血患者74人を調べると27%が感染していた。健康な35人でも9%が感染しており、この菌に感染することで脳出血の危険性は4倍高まることがわかった。

 和田准教授らは、人から採取したこの菌をマウスに感染させて実験。脳の血管内皮に傷をつけると、この菌が下層のコラーゲン繊維にどんどん集まり、血小板による傷の修復が間に合わず出血を起こした。

 この菌があってもすぐに脳出血を起こすわけではないが、高血圧や加齢、喫煙で血管内皮が弱ったり、傷ついたりすると、発症率が上がるとみられる。
 
(2011年9月28日 読売新聞)

引用終わり


http://www.nikkeibp.co.jp/jp/kenkou/series/perio_2.html

歯周病は動脈硬化にもかかわる?

引用
歯の周囲を中心に、口腔内からは何と500種類以上もの細菌が見つかります。このうち、虫歯や歯周病の原因となる菌は、虫歯や歯周病だけでなく全身の健康にも害を及ぼし、場合によっては、心臓病など命を奪う病気にも関与していることが最近明らかになってきました。

 歯周病は、歯と歯ぐき(歯肉)の境目に「歯垢」がたまることによって、その中の細菌が感染し、歯肉に炎症を引き起こすものです。歯垢は、食べ物のカスなどと誤解されがちですが、細菌のかたまりであり、歯垢1mg中には何と1億個もの細菌が存在しています。そして、歯垢中の細菌は、唾液中のアミノ酸や食物由来のスクロース(砂糖)などを栄養源として取り入れ、ネバネバした「バイオフィルム」を形成して、集団ですみ着いているのです(写真)。

 歯周ポケット内細菌のほとんどは、グラム陰性桿菌とスピロヘータです。これらの細菌は、バイオフィルムの中では睡眠状態で静かにしていますが、何らかの原因で血流中などに入り込むと、より強い病原性を持つようになります。

 もちろん健康な人では、血液の中にこれらの細菌が少し入ったとしても、免疫系の働きにより、速やかに駆逐されてしまうので問題はありません。しかし、血流に入り込む菌の数が多かったり、癌や糖尿病の患者さん、高齢者など免疫力が低下している人では、致命的な感染症になることがあります。

 また、心臓の弁膜に障害がある人では、血流中に入った細菌がその部位に付着して増殖し、バイオフィルムを形成して、細菌性心内膜炎を引き起こすことが知られています。


 特に歯周病になって歯周ポケットが深くなると、細菌は血流中に侵入しやすくなるので注意が必要です。歯周病のある人では、歯磨きをしたり、食事中にものを噛んでいるときでも、歯周ポケット内の細菌が歯肉の上皮を通り抜け血管内に入り込んでいます。

 疫学研究によると、歯周病にかかっていたり、歯周病で歯を失った人は、歯周病にかかっていない人に比べて心筋梗塞が多いことが明らかにされています。また、歯周病菌が動脈硬化に関与することを示す研究結果もいろいろ報告されています。

 例えば、歯周病菌が動脈硬化部位に見つかるという事実は、カナダや北米の研究グループから報告されています。また私たちは、腹部動脈瘤の部位に、歯周病菌の1種であるTreponema denticolaというスピロヘータを見つけました。培養細胞を用いた実験では、この細菌が血管内皮細胞に侵入できることも明らかにしました。

 ほかにも、心臓の冠状動脈の狭窄部位に歯周病菌が存在するかどうか、51人の患者を対象に調べた我々の研究では、5種類の歯周病菌のDNAが狭窄部位の血管内壁プラークから見つかっています(図)。冠状動脈狭窄部位からの歯周病菌の検出率は、患者の歯周ポケットの深さと関連することも分かりました。このことは、歯周ポケットが深くなるほど、血液中に侵入する歯周病菌が多くなっていることを示しています。

 では、歯周病菌はどのように動脈硬化性疾患の発症や進展にかかわっているのでしょうか。その一つとして、歯周病菌が作り出す毒素成分(内毒素)がかかわっている可能性が挙げられます。内毒素は、好中球やマクロファージといった免疫細胞に取り込まれて血液中を運ばれ、血管壁などで炎症性サイトカインの産生を促し、コレステロールの沈着や細胞傷害などを起こすのではないかと考えられています。

 したがって、動脈硬化、ひいては心筋梗塞などの発症を防ぐためにも、歯周病原性細菌の温床となる歯周ポケットを極力なくし、歯周病の予防と治療に努めることが大切といえるのです。

 なお、口腔内の細菌が形成するバイオフィルムには、抗菌薬は浸透することが容易にできないため、中の菌を簡単に殺すことができません。また、私たちの体の免疫反応も、バイオフィルムに対しては、歯が立ちません。

 したがって、歯周ポケットが深くなっている場合、歯周病の治療を受けなければなりません。さらに日ごろから、歯磨きなどで手間隙かけて、機械的に歯垢を取り除く必要があることを知っておきましょう。

引用終わり

歯周病菌が全身に回り、動脈硬化を起こす?という記事もとても興味深い。
まさか心疾患まで起こすとは思わないで、軽くみている人も多いのかもしれない。
心筋梗塞というのも、あとに後遺症が残ったりするので、
出来ることなら、発症のリスクを下げたいものである。


体は全身のバランスの上に成り立っているんで、どこか一箇所不具合が
あると、影響は全身におよぶものみたいである。
その割りに、歯科は軽くみられているような気がする。


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